雑記

クリエイターが義理人情で友人の作品をリツイートするな

クリエイターが義理人情で友人の作品をリツイートするな

こんにちは、音楽と映像クリエイターのシユウです。

先日シユウちゃんが大好きなことでおなじみ、Twitterでこんなツイートがほんのちょっとだけ物議を醸しました。

「よくフォロワーの曲にリツイートといいねをするけど、俺が曲を出してもいいねしかしない奴は今後一切リツイートしてやらん!別にリツイートもいいねも自由だけど俺も義理立てするのアホくさいからそうするわ」

といったツイートです(特定を避けるために原文から多少手を加えています)

私もクリエイターである以上、気持ちはよく分かります。

特に知名度もない駆け出しの頃は個人での拡散には限界があります。

だから「クリエイター同士協力してお互い拡散しあっていこうぜ」という気持ちは痛いほどわかります。

だけどやってはいけない

気持ちはよく分かる、だけどやってはいけない。

私は昔こそ拡散に協力する意味で頻繁にリツイートをしていましたが、

最近はリツイートを“意識的に”抑えています。

「何故リツイートをしちゃいけないの?」

「仲間で協力するのは大切なことだろ!」

そうおっしゃる方もいるかもしれません。

私は決して「リツイートをするな!」と言っているのではありません。

私の主張はこうです。

「本当によく考えてリツイートをしていますか?」

すると今度はこんな声が飛んできそうです。

「なんでリツイートするのによく考える必要があるんだよ!」

その答えは簡単です。

あなたの信用がどんどん下がっていくからです。

あなたの信用を下げてしまうリツイート

何故リツイートをするだけで信用が下がっていってしまうのか?

皆さんには多かれ少なかれフォロワーが既にいらっしゃると思います。

彼らは何故あなたのアカウントをフォローしているのでしょうか?

それはあなた自身の言葉、作品、情報に興味を持ったからです。

あなたの言葉が面白かったから。

あなたの作る音楽が素晴らしかったから。

あなたが発信する情報がとても有益だったから。

だからあなたをフォローしたのです。

しかしそこで肝心のあなたが、あなたのものではない他人のツイートばかりリツイートしていたらどうでしょう?

「僕はあなたが発する言葉が聞きたかったのに、僕の知らない他人の話ばかりしている…

そう思ってしまうんです。

「自分の知らない友人の話を出されても興味を持てないよ」

そんな経験を誰もがしたことがあると思います。

そういった経験が何度も続くと、知らない人の話ばかりするあなたのアカウントへの興味は次第に薄れていってしまいます。

フォロワーは好きを共有したい

中にはリツイートした内容にも律儀に目を通してくれるフォロワーもいます。

彼らは何故「自分の知らないあなたの友人の話」にも興味を持ってくれるのでしょうか?

それは「好きなものを共有したい」と思っているからです。

たとえばあなたがメタルを多く手がける音楽家だったとしましょう。

そんなあなたが拡散しているツイートを見てフォロワーはこう思います。

「あなたが拡散しているぐらいだから、見知らぬこの人の作品もきっと最高にクールなメタルに違いない!

あなたの好きなものを一緒に共有したい。

そういった思いでリツイートを見てくれるフォロワーさんがいます。

ですが実際に聴いてみたら、硬派なメタラーのあなたが好きそうとはとても思えないポップソングだったのです。

「えっ、全然メタルじゃないじゃん…なんでこれを拡散したの…?

と見ている人は思います。

これこそがあなたの信用が落ちるきっかけになるのです。

友人だからという理由だけで、拡散に協力するためにリツイートすることで、最終的にあなたのフォロワーが受け取るのは、「クオリティもジャンルもバラバラ」なツイートなのです。

その結果、フォロワーはあなたのリツイートに興味を持たなくなります。

好きなものを共有できないと分かるからですね。

こうしてあなたのアカウントの信用は落ちていくと同時に、新しい投稿がスルーされる確率は上がっていきます。

リツイートに言葉を乗せる

悲しいことにクリエイター同士で協力してより高みを目ざしたいというあなたの立派な思いが、よりフォロワーとの意識のすれ違いを生んでしまいます。

しかし、その思いは決して無駄ではありません。

そのリツイートの仕方を変えればいいのです。

先程、フォロワーはあなたの発する言葉に興味があると言いました。

ですから、そのリツイートに他でもないあなた自身の言葉を乗せる必要があるのです。

具体的には二種類あると思います。

一つめはあなた自身の感想を余すことなく添えて引用RTすること。

この場合、フォロワーの「あなた自身の言葉が聞きたい」という願望を叶えることができます。

注意するべきなのは「余すことなく」という点。

「めっちゃいい曲!」

「最高!」

これではフォロワーの願望は満たされません。

そこにあなたの言葉を感じないからです。

どこが良いと思ったのか?何故良いと思ったのか?

それを余すことなく伝えることで、初めてあなたの言葉がたくさんのフォロワーに届くのです。

二つめは「リツイートするもの」そのものを精査すること。

精査すると言うと難しそうなことに思えるかもしれませんが、本質はかんたんです。

あなたが本当に良いと思ったものだけリツイートすればいいのです。

あなたが本当に心動かされたものだけをフォロワーに伝えるのです。

そうすると自然とフォロワーにもあなたの好きが伝わります。

あなたのリツイートの中に、あなたの趣味嗜好という文脈に沿った確かな血が流れていることが分かるからです。

こうしてフォロワーはあなたと好きの共有ができるようになります。

この2つを意識することでもっとフォロワーに関心を持ってもらえるような投稿ができるようになると思います。

「この人のリツイートならきっと良いものに違いない!」

そう思わせるブランディングさえ出来れば完璧です。

友人だからと義理人情で拡散する前に、今一度自分のフィルターを通してみましょう。

それがフォロワーさんにとってもあなたの友人にとっても最良の一歩だと思います。

「リツイートされない=曲がよくない」ではない

ちなみに、件のツイートに対して「曲がよくないからリツイートされないんだろ」という意見もありましたが、これもちょっと微妙です。

この考え方はかなり消耗します。ひたすら苦しくなります。

リツイートされない理由の一つに「曲がよくない」があるかもしれないというだけで、必ずしも「リツイートされない=曲がよくない」ではないと覚えておいてください。

他に原因があったり、たまたま運が悪かったり、そういったことの方が多いと思います。

まとめ

というわけでまとめ。

リツイートする時はしっかり自分の言葉を乗せましょう。

「この人のリツイートならきっと良いものに違いない!」と思わせるような投稿を心がけましょう

最後になりますが、「SNSでなんでそんなに難しく考えてるの?」と言われそうなので、それにも反論して終わります。

適当に投稿していれば勝手に拡散してもらえるとか甘えたことを言うな。

Twitterは遊びじゃねえんだぞ。

おわり!