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音楽理論学びたての初心者が引っ掛かる2つのコードの罠。

 
音楽理論学びたての初心者が引っ掛かる2つのコードの罠。
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DTMとギターの人
主にLogic proXとHelix floorを使用し楽曲制作を行う
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こんにちは。シユウです。

私は音楽理論を学ぶのが好きで、そこそこ勉強してきた方だと思います(身についたとは言ってない)

コード理論は特に面白がっていろんな理論書を読んだりしました。

が、いざ実戦となるとうまく使えない…。

それは理論を学んだことで頭がカチカチになってなんでも難しく考えちゃうからなんですね。

今回は理論学びたてでたくさんコードのことを知ったのにうまく曲が作れないという方に向けて、ゆっくりしゃべっていいですか。

 

※本ブログではトライアドコードは”△”、マイナーコードは” – “で表します。

 

トライアド(三和音)は使っていい

みなさんトライアドはちゃんと使っていますか?

トライアドとは三和音のことです。

例えばCのトライアドは、コードネームがC△、構成音がド・ミ・ソになります。

このトライアド、みなさんの理論書にはどう書かれていましたか?

「明快で幼稚な響き」とかって書かれていませんでしたか?

 

さらにもう一つ、ダイアトニックコードも習いましたか?

理論書を読むとこのダイアトニックコード、大体CM7, D-7, E-7…と始まっています。

ぜーんぶ7thが付いた状態で説明されていることが多いです。

 

以上のことから過去の私は「トライアドは童謡のような簡単な曲を作るときに使うんだ!」と思い込んでしまいました。

ところがぎっちょんちょん。

これが1つ目の罠です。

このトライアドというコード、どんなジャンルの曲にも使われるんです。

数多くの楽器が一度に奏でる壮大なオーケストラでも、分解してみると構成音はただのトライアドだったということはよくあります。

 

トライアドは確かに単純なコードですが、それ故にコードが持つ推進力のような力をもろに受けやすいです。

D-7 G7 | CM7という定番のツーファイブ進行を例にします。

この進行、解決感がある進行として紹介されたと思うのですが、果たしてそうでしょうか…?

このままじゃ終われない感じがありませんか?

D-7 G7 | C△ といったように解決先をトライアドにしてみるとどうでしょう。

すると、G7からC△への推進力がとても強くなり解決感が出てきます。

このようにどんなジャンルの曲であっても、どしりと解決させたいという時にトライアドは有効です。

(解決感を極限まで薄めた曲もありますが…)

 

その他にもセカンダリードミナントで使われる7thコードをわざとトライアドにするのも面白いです。

例えばA7 D-7 | G7 C△ というコード進行があります。

上記のツーファイブ進行の頭に、D-7に解決するセカンダリードミナントA7を持ってきています。

このA7をトライアドにします。するとA△ D-7 | G7 C△ となります。

こうすることによってA7の時にあった斜に構えた感じがなくなり、熱さや青春などを感じられるようなパワーのある進行になったと思います。

 

このように、トライアドは単純明快であるからこそ強いパワーを持ちます

先日2時間DTMで作った曲も、基本の進行はA-△ E△/G | F△ E△ という進行になっています。

ピアノだけ抜き出してみました。

 

譜例

いかがですか?

こんな単純なコード進行でもこんなオシャレに仕上がります。

(他の楽器がゴリゴリテンション弾いてますが…)

むしろこういうギラッとした感じの曲はトライアドを多めに含んでいる印象です。

 

王道コード進行は使っていい

2つ目の罠はコード進行についてです。

コード進行を勉強してくると、「自分でコード進行を作らなきゃ」という思考に陥ることがあります。

これが全然そんなことはないんですね。

そもそも新しいコード進行を作るということ自体が無謀とすら言えます。

バンバン王道コード進行を使ってください。

 

信じられないという方は自分の好きな曲をいくつかコピーしてみると良いと思います。

適当に選んだ2曲のサビがどちらも同じ進行だったということは大して驚くことでもありません。

昔、凛として時雨のTelecastic Fake Showをギターでコピーした時、サビがE-△ C△ | D△ G△みたいな超簡単な進行でびっくりしたことがあります。(半音下げ+カポなので実音は違いますが)

難しそうな曲だからコードもきっと難しいんだろうと思い込んでいましたが、全然違いましたね。

カポを使っているアーティストは多分サビでみんなこんな簡単なコード弾いてます(偏見)

 

といった冗談も言えるぐらい、びっくりするほど簡単なコード進行が使われていることが沢山あります。

特にサビに使われるようなキャッチーでパワーのあるコード進行ほど、王道進行であることが多いですね。

王道進行ということは言い換えればみんなが知っている進行ということです。

それは悪いことではなく、さらに言い換えればリスナー達の頭に刷り込まれたものなので、ほとんどの人にとって受け入れやすく気に入ってくれる可能性が高いものなのです。

(もしあなたが超難解な現代音楽などを好むのなら話は変わってきますが…)

 

じゃあ学んだコード理論はどこで使うのか

そういうことになりますよね。

結局私もほとんど手癖的なコード進行ばかり使っています。

じゃあ学んだ理論は無駄だったのかというとそうではありません。

基本的に私がコード進行を作るのは、コード進行とコード進行をつなぐ時です。

すでにできてるサビに向かってBメロを作る時に、そこまでの流れをうまく繋げるために理論的にコード進行を考えたりします。

 

そしてもう1つ理論を学ぶ理由として、選択肢を減らすためです。

選択肢を増やすためではありません。

元々コードの選択肢は無限にあります。

その無限にある選択肢から、明らかに使えなさそうなものを除外するために理論があるのです。

皆さんも最初にダイアトニックコードという”縛り”を得ましたよね?

その縛りのおかげで無限にあるコード達の中からたった七種類を選び抜けたわけです。

ただ、もちろんたった七種類では縛りすぎなのでもっと理論を学んでその縛りを緩くほどいていくわけですね。

 

忘れてはいけないのが、そもそも選択肢は無限だということ。

理論は答えを導き出すものではなく、答えを絞り出すもの。

理論に縛られず、感性でコードを探し出すことを思い出しましょう。

 

まとめ

トライアドを使おう

王道コード進行を使おう

感性で作っていた頃を思い出そう

 

おわりに

今どちらかというとコード進行の難しさより、文章構成の難しさを実感しています。

書きたいことははっきりしているのですが、文章の流れというものを考えるのが大変です。

曲作りも同じです。

スムーズな流れと繋がりを作っていくことがキモだということを改めて実感しました。

 

拙い文で伝わりにくいところもあったかもしれませんが、私の言いたいことはまとめに書いておきました。

理論に縛られないでください。

結局理論は、感性から生み出されたものに後付けしたにすぎません。

自分の感性を信じましょう。

 

今日はこの辺りで、シユウでした。

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