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クリエイターはとにかく「なんかスゴそう」と思わせたら勝ちだ。『人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている』

 
「なんかスゴそう」と思わせたら勝ち_アイキャッチ
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DTMとギターの人
主にLogic proXとHelix floorを使用し楽曲制作を行う
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こんにちは、シユウです。

 

今回はいろんなところで話題になっているこちらの書籍、

『人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている』を読みました。

 

久しぶりにめちゃくちゃ面白い本を読みました。

今日はこちらの本についてゆっくりしゃべっていいですか。

 

世の中は実力主義じゃない

 

「え?まだ実力で勝負とか言ってるの?」

 

表紙で堂々と煽られている通り、この世は実力主義ではありません

実力主義であるかのように錯覚しているだけです。

 

この本ではその証明に半分ぐらいページが割かれています。

様々な心理学の実験を引用して、そのような錯覚があることを教えてくれます。

 

何故そこまでするのか?

それは人間が錯覚だということをなかなか受け入れられないからです

 

「実力がいくらあっても運が良くなければ評価されない」

と言われたら誰だって反論したくなりますよね。

だってもしそうだったとしたら困りますもの。

実力をいくらつけてもそれが評価されないなら努力の意味が無くなってしまう。

既に評価を貰えている人は、自分の評価をただの運だと言われたくない。

 

だから人々は「世の中が実力主義だというのは錯覚である」ということをなかなか受け入れられません

 

騙されないと思っている人が騙される

 

更に、錯覚があるとわかった上でもなお人々は錯覚に気付くことができません。

 

1974年、カナダで選挙があった。

その選挙を調査したところ、イケメンの政治家は、そうでない政治家の2.5倍もの票を獲得していた。

ここで重要なのは「イケメンに投票した理由」なんだ。

調査の対象となった投票者の73%は、「私が彼に投票したのは、彼がイケメンだからではない」と思っていたのだ。

「イケメンだから投票しちゃった部分もあるかな」と思っていたのは、14%にすぎない。

 

73%という数に驚きですよね。

 

我々は表面上では「外見で人の全てを判断するのは愚かだ」と言っておきながら、

無意識下では外見で人を評価してしまっているのです。

そして本人はそれに全く気付いていないどころか、

「自分は外見で人を評価していない」と思い込んでいるのです。

 

身体に良くないとは分かっていつつも、ついついファストフードや甘いお菓子を食べてしまうのと同じです。

人間は正しさなんかよりも直感的に心地よいことを選んでしまいます

 

「外見で人の全てを判断するのは愚かだ」という正しさよりも、

外見で直感的に判断する方が心地よいので無意識にそちらを選んでしまうのです。

それに気付けないというのが一番厄介なところです。

 

なのでこの本では丁寧に丁寧に我々が捕らわれている錯覚について紐解いてくれます。

受け入れ難い事実を、たくさんの証拠と共に教えてくれます。

 

「なんかスゴそう!」と思われる錯覚資産を持とう

 

では実力主義ではないというのなら我々はどうやって生きていけばいいのか。

この本では「錯覚資産」という言葉を用いて、その戦略について綴られています。

 

「人々が自分に対して持っている、自分に都合のいい思考の錯覚」は、一種の資産として機能するということだ。

本書では、これを「錯覚資産」と呼ぶ。

 

人々が持っている錯覚を逆に利用してしまおうというわけです。

と言っても外見を良くしようという話ではありません。

 

「自分に都合のいい思考の錯覚」というのはつまり、なんかスゴそう!ということです。

 

チャンネル登録者数1万人!←なんかスゴそう!

フォロワー1万人!←なんかスゴそう!

再生回数1万回!←なんかスゴそう!

2ヶ月で100曲制作!←なんかスゴそう!

 

「なんかスゴそうだからきっとスゴい人なんだ!」

 

これが自分に都合のいい思考の錯覚です。

アホっぽく見えますけど人間って多分アホです。

これが錯覚だということにほとんどの人が気付きません

 

「再生回数1万回って錯覚じゃなくて本当にスゴくない?」

 

そう思ったあなた。それ錯覚です

 

「いやいや実際にスゴいじゃん。再生されてるのは紛れもない事実じゃん」

そんなあなたに質問です。

 

「再生回数10万回の曲」と、「再生回数100回の曲」、どちらの曲がスゴいですか?

 

 

 

正解は、「何とも言えない」です。

再生回数の多い少ないで曲の良し悪しまでは把握できないはずです。

前者はファンがたくさんいるYoutuberが初めて作った曲で、

後者はプロミュージシャンがこっそりプライベートアカウントに投稿した曲かもしれません。

もしかしたら「1分前に投稿されたばかりの再生回数100回の曲」かもしれません。

 

屁理屈のように感じますか?

でもこれが「なんかスゴそう!」という錯覚なのです。

受け入れ難いことですよね。

あなたがそうということは他の人達もそうです。

なのでこの錯覚を積極的に利用していきましょう

 

「錯覚」なのだから「なんかスゴそう」でいい

 

実際にはそんなにスゴいことじゃなくても「なんかスゴそう」と思わせるのです。

投稿した曲が1,000回再生されたら「1,000回再生されました!」と大々的に公表するのです。

 

「1ヶ月でフォロワー100人増えました!」

「3ヶ月でブログ収益あげました!」

「ツイートが100いいね達成しました!」

 

とにかく実績があるように見せるのです。

すると「なんかスゴそう?」と思った人が興味を持ってくれます

 

ちなみに上のは全部私のことです。

 

錯覚資産はループを作る

 

「でもそんなにスゴくないことを堂々というのは恥ずかしいしダサい…」

と思われるかも知れません。

 

ですが錯覚資産はループを作れるのです。

「なんかスゴそう」と思わせることで評価が上がります。

すると、良い仕事を貰えたり、有能な人が集まってきたりと環境に恵まれてきます

環境に恵まれていると実力が伸びます。

すると実績も出来てきます

そのおかげで更に「なんかスゴそう!」と思わせることができます

こうしてループが出来上がります。

 

実力も一緒に伸びてくるのがミソですね。

それも一人でコツコツとやってるよりも効率よくです。

 

人生は「当たると、当たる確率が上がる運ゲー」

 

この世は運ゲーです。

ぶっちゃけ大した実力も無い人がたまたま評価されたりする世界です。

運をコントロールすることはできません。

ですが運を運用することはできます

 

簡単に言えば、「人気者は何をやっても人気者」です。

大人気Youtuberはどんな動画を投稿しても再生回数が伸びるアレです

 

ですが、大人気Youtuberでも毎回ヒット作を出せるかと言ったらやっぱり運次第です。

大人気のミュージシャンが毎回メガヒット曲を出せるかと言ったら、そうでもありません。

でもヒットする確率は圧倒的に高いです。

何故なら元々みんなが注目してくれるという地盤があるから。

無名のクリエイターが超大作を公開しても、それが誰にも見られなかったらヒットのヒの字もありません。

 

最近だと本田翼さんがYoutubeチャンネルを開設しましたね。

既に登録者数が110万人を超えています。

ほんだのばいく

オイ…なんだこのトップ画面…。

日々Youtuberがあれよこれよと試行錯誤して少しずつ見てくれる人を増やしていく中、

こんな適当なトップ画面で、この登録者数と再生回数…たまったもんじゃないですよね。

可愛いから許すけど。

 

このように、この世は「当たると、当たる確率が上がる運ゲー」というわけです。

既に人気を持っている人の方が圧倒的に当たる確率が高いです。

クソゲーと思われるかも知れませんが、宝くじのような単純な運ゲーとは違うのが良いところです。

小さなヒットを作ることで大きなヒットの確率を上げることができるからです。

 

6が出るまでサイコロを振り続けるゲーム

 

一個のサイコロを振って6が出る確率はいくつですか?

正解は1/6、約16%ですよね。

 

それでは、何回でもサイコロを振っていい場合、6が出る確率はいくつですか?

正解は100%です。

だって6が出るまで振り続ければいいんですもん

 

結局のところ成功への近道は試行回数の多さです。

クリエイターがヒットを出すにはたくさんアウトプットするしかないんですね。

 

ですがそんな脳筋な話だけではありません。

我々には錯覚資産という武器があります

「なんかスゴそう!」と思わせる努力も同時にしていきましょう

スゴそうと錯覚されるだけで圧倒的に成功確率が上がります。

イメージ的には一度に振れるサイコロの数が増えるみたいなイメージでしょうか?

「先輩スゲェから一度にサイコロ10個ぐらい振っちゃってくださいよ〜!」みたいな感じ。

「1年はまだサイコロ1個な」って感じ。

 

正直ズルいですよね。

でも実はこのズルがまかり通るのがこの世の中です。

しかもこのズルにほとんどの人は気付かないのです。

 

こんなもの利用するしかありませんよね。

一気にサイコロ100個ぐらい振りたいですよね。

だから我々は「なんかスゴそう!」と思わせる必要があるのです。

 

本当にスゴい必要は必ずしもありません。だって錯覚ですので。

 

まとめ

 

世の中は実力主義だというのは錯覚

その錯覚を我々は認められないし、気付けない

「なんかスゴそう!」と思わせる錯覚資産を持とう

錯覚資産のループが出来るともっと「スゴそう」になれるし、実際にスゴくなれる

この世は「当たると、当たる確率が上がる”良心的な”運ゲー」だ

 

おわりに

 

今回お話したことは、この本のほんの一部です。

スッと自分の意識に取り込めそうなことをかい摘んでご紹介しました。

本書ではもっと丁寧に説明していますし、他にも面白い事例が紹介されています。

「頑張っているのに全然評価されない!」というクリエイターの方は必読です。

 

あとすっごく読みやすいです。

ゆるいキャラたちが読者側の気持ちを代弁し、ちょくちょくツッコミを入れてきます。

それに対して著者が一つ一つ説明していくという流れ。

なので文章構成が簡単なんですよね。

私のブログにも取り入れようかな。

 

そんなわけで、是非買って読んでみてください。

『人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている』

 

シユウでした、さようなら。

 

 

PS.金属バットがM-1準決敗退してて悲しいです。

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